Throwback 2023
Paris , France
23-25th Feb, 2023
AS A BIRDのトラベルジャーナルシリーズ第2弾。
世界を旅しつづけた記憶を遡りながら、1シリーズを4章に分けて振り返っていきます。
今回はパンデミック後初めてのヨーロッパへの旅、フィレンツェ~サンタクローチェ~ミラノ〜パリ2023年の旅を振り返ります。
第1章では、パリ、フィレンツェを経由しトスカーナ州 サンタクローチェに到着
第2章で、イタリアのトスカーナ州サンタクローチェのタンナー(革工場)を訪問し
第3章では、ミラノで製品のアイデアを得ることができました。
さて、第4章ではパリに向かいます。
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イタリアでたくさんの資材や製品のアイデアを得た後、パリに向かう。
パリもまだまだ以前の活気が戻っているとは言いがたく、街中の人もまだ完全にもどっていない印象だった。
そんな中でも見かけたセーヌ川沿いの若者たちが集まって話をしている姿は少しずつ以前のパリの姿に戻る予感のようなものを感じることができ、少しホッとした。
パリに来るのは何度目のことだろうか。定期的に訪れているこの街は常に新しい発見がある。
その発見はアイテムにとどまらず、そのアイテムの見せ方製品の”製品の見せ方”についても常に新しい発見をくれる。だからこの街は好きだ。
特に気になったのは、店舗の作り方で、完全にリノベーションを済ませてしまうのではなく、部分的に建物自体の具体を生かしながら、新しくリノベーションした場を作ることで、伝統を感じさせるような繊細なコントラストを産み出しているところに惹かれた。
この時点ではまさか直営店を開くことになるとは考えていなかったのだが、店舗設計のアイデア交換をする際にもこの時に得たインスピレーションが生きてくることになっていく。
パリを離れるのはいつだって名残惜しい。
もう一泊、いやしばらく滞在したいと思わせるのがパリの魅力だろう。
多くの日本人にとっては慣れた日本の方が絶対に住みやすいのはわかっているのだけれど。
そろそろホテルに荷物を取りに帰って空港に向かおうかと何度も訪れたことのあるカフェを離れた。
帰国日は決まって早めに空港に着くようにしている。疲れているということも勿論なのだが、空港でタブレットやメモなどを見返しながら旅を振り返る時間は僕にとっては大切な時間だ。
家族や友人と旅をする際には撮影した写真を見せあったり、一人旅の時はまだ気持ちの熱いうちに感じたことを整理してメモにまとめておいたり。こうして旅の終わりを噛み締めていく。僕にとってはこれが旅の締めの作業。
飛行機に乗ってしまえば、ろくに食事もせずに深く眠ってしまい家に着いてしまうのだ。
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今回は4週にわたって2023年にコロナパンデミック後に初めて海外を旅したヨーロッパの旅を振り返りました。旅ができず、友人にも会えなかった僕としては、「世界は分断されてしまった」と深く感じた期間でした。しかし遠く離れた地が再び繋がりそこに訪れた時、実は世界中の誰もが苦しんでいた。同じ思いをしていたという点で、物理的に分断されていながらも、気持ちの面で「世界はやっぱり繋がっていたんだ」。と感じたのでした。
この旅を通じて製品開発と店舗デザインのアイデアを得たことで、僕の気持ちも改めて前へ進み始め、アクセルを再び踏み込んでいくことになります。
このジャーナルが配信される頃2025年1月にはまたパリに滞在しています。
というのもパリで開催されるMAISON&OBJETという展示会に仲間のブースを間借りして出展します。社外行う初めての展示会の機会がまさか海外、そしてパリになろうとは。。2023年の2月にはもちろん想像もしていなかったのです。共同で出展させてくれることになった仲間との出会いにも感謝しながら、2025年の旅もいつかジャーナルに綴ろうと思っています。その前に振り返りたい旅先もたくさんあるのだけれど。
旅は時に人の人生すらも動かす魔法のような力があります。
数十カ国を旅する中で経験したこと、感じたことは全て僕の中に蓄積され、成長へつながっているような気がします。辛いこともピンチも当然ある。けれど、前を向き、まだ見ぬ何かを探して続けていきたいと思っています。
次回もお楽しみいただけますと嬉しいです。
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