
Throwback 2023
Santa Croce, Toscana
18-22th Feb, 2023
AS A BIRDのトラベルジャーナルシリーズ第2弾。
世界を旅しつづけた記憶を遡りながら、1シリーズを4章に分けて振り返っていきます。
今回はパンデミック後初めてのヨーロッパへの旅、フィレンツェ~サンタクローチェ~ミラノ〜パリ2023年の旅を紹介します。
先週配信した回では、サンタクローチェというトスカーナ州のタンナー(革工場)を訪問し、バブルラムレザーとの出会いを振り返りました。
前回の記事はこちら
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サンタクローチェでの現地の人たちとの交流を終え、再度フィレンツェに滞在した。
サンタクローチェでも同行してくれた姉のように慕う台湾人の友人と街を話しながら街をゆっくりと散策。家族のことや、コロナパンデミックを通して感じたこと。その話は何回か聞いたことあるよ、と突っ込みたくなるような彼女が若かったころの話など。
電話等でのやり取りはしていたが、実際に会うのは久しぶりだったので、話が止まらない。
ソムリエ資格を持つグルメな彼女はフィレンツェのレストランにも詳しい。朝のカフェタイムから、昼、晩と現地での食事を満喫したのだった。
第一話でも書いたようにフィレンツェの街の様子は以前と少し違う様に感じる。この時(2023年の2月時点)では、まだまだ市場に活気が戻るには時間がかかると感じさせられた。アジア人を見かけることがとにかく少なかったのだ。
翌日は革を中心とした世界最大の資材展”リネアペレ”視察のため、ミラノに移動。イタリア中央部を走る日本でいう新幹線のような鉄道でわずか2時間弱。ミラノ中央駅に到着。
ミラノも何度も訪れた馴染みの街なので迷わずホテルまで到着。
その晩は以前働いていた会社の同期や先輩と合流して食事をした。彼らともパンデミックの影響でなかなか会えていなかったため、近況報告をしながら楽しい夜を過ごすことができた。
翌日は朝から気合を入れてリネアペレの会場入り。
出張も数日経ち少し疲れがころ。広い会場を歩き回る。
この展示会は規模が大きいため、一日歩くとへとへとになってしまう。1日では到底見切れないので数日かかるのだが、初日である程度のところまで見ることができればあとが楽なのだ。
3日間に渡り、たくさんの革を会場で見たのだが、やっぱり気になるのはサンタクローチェで見かけたバブルラム。
不思議なことに、会場を歩いていると、製品のイメージがどんどん湧いてくる。トラベルを豊にするという要素を込めたAS A BIRDプロジェクトでは旅に持っていくと便利なレザーグッズをシリーズ化して作ったら面白いのではないかと、この頃には朧げながらにアイデアが湧いてきていたのだ。
リネアペレに出展していた数日前に訪問したトスカーナのタンナーのブースを訪れ、やっぱりアレ(バブルラム)が気になってしょうがない。量産してくれないかとお願いしてみた。
「本当にやるのか?一枚一枚のシボの均一さは当然保証できないぞ。」
といつもの様に優しく微笑む彼。
想いが伝わったのか、少量で生産してくれることになった。
そうとなれば、次はアイテム開発。
どうやって旅に出る人が便利だと思ってくれる機能を盛り込んだアイテムを作るか。残りのヨーロッパ旅を通して、アイデアを煮詰めていく。
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今回はパンデミック後初めてのヨーロッパへの旅、フィレンツェ~サンタクローチェ~ミラノ〜パリ2023年の旅の第2章では、フィレンツェからミラノに移動し革の展示会Lineapelle会場を訪問した数日間を振り返りました。
既にバブルラムレザーを使ったアイテムは展開されています。店頭に並ぶ製品をお客様にご紹介する際に、この旅のことを思い出し、アイテムを作り始めたその瞬間のことを昨日のことのように思い出しています。
次回第4章はイタリアを離れパリに移動します。次回もお楽しみいただけますと嬉しいです。